12月23日   メリークリスマス

 

深くは語るつもりありません。

ただ一言、「メリークリスマス」。

 


 

 

2週間ほど前、手紙が実家に届きました。

 

今、流行りのメールや、携帯電話ではありません。

手書きの手紙です。

 

差出人は加藤みゆき。(もちろん仮名)

女性です。

 

 

 

 

 

 

 

彼女の実名を出す事はしたくありませんが、最初から書きましょう。

 

 

親から私のところに電話連絡が来ました。

 

ぷるるるるるるー

 

親 「ねぇ、お兄。 アンタに手紙が来てるんだけど開けてもいい?」

 

お兄 「ん、誰?」

 

親 「M・Kってイニシャルで、よくは分からないんだけど・・・たぶん高校の○○君じゃない?」

 

お兄 「いや、アイツは手紙を書くようなキャラじゃない。

    確かに最近、連絡取ってないけど、オレに連絡したかったら携帯よこすはずだ。

    たぶん、○○じゃあ無い。 イニシャルってのが、まず変だ。

    どんな字で書いてある?」

 

親 「結構、キレイな字だよ。 あんたくらいの年っぽい字だけど・・・。」

 

お兄 「う〜ん、M・Kかぁ・・・? さっぱり分からん。

    よし、頼む。 開けて見てくれ。」

 

親 「分かった。 じゃあ、後でかけ直すから・・・」

 

ブチッ。

 

 

 

親から電話が来ました。

ぷるるるるる。

 

お兄 「おぉ、誰からだった?」

 

親 「加藤みゆき(仮)さんだって。」

 

 

親 「よく分からないから、そのまま読むね。

   『何度も電話をしたんですが、連絡が取れなかったので手紙を書きました。

     ・
     

     ・  
(途中は忘れたが、「会いたい」みたいな事を書いてあった。)
     ・

    暇な時、私に電話して下さいませんか?

    090−○○○○ー○○○○』

   だって・・・。 」

 

親 「わざわざ手紙くれたんだから、早いうちに電話かけておきなさいよ。」

 

お兄 「あ、あぁ・・・。 分かった。 サンキュな。」

 

ぶちっ。

 

 

 

 

 

 

ふぅ ・ ・ ・ 。

 

ところで・・・。

 

 

 

 

 

 

 

誰?!

 

 

 

加藤みゆき(仮)って。

 

 

今までの記憶を思い出してみる・・・。

 

 

 

小・中学校。

んなヤツ、いない。

 

というより、それなら親が誰だか分かるはずだ。

小・中学校のヤツじゃあない。

 

後輩か?

いや、ありえんな。

ほとんど同学年の女性としか話した事はない。

 

 

 

じゃあ、誰だ?

 

高校?

これもいないはずだぞ。

そんな名前のヤツ。

 

もっとも、卒業しても名前の分からないヤツはいたが、

それは話す人間では無かったからだ。

 

そんな人間がわざわざオレの実家に手紙よこすか?

それよりも、高校の同級生なら

オレの群馬の住所を知ってるからそっちによこすだろ。

かからなかったとはいえ、電話番号も知らないはずだ。

卒業名簿に電話は載ってない。

 

『何度も電話したけど通じなかった。』

っていう手紙の文から、高校の同級生ではないようだ。

 

 

じゃあ、誰だろう?

大学?

 

いや、いないはずだ。

 

 

 

教育学部?

 

ん、それは・・・・。

もしや・・・。

 

クリスマスを目前に、ついにオレの時代到来か?

 

 

あ、でも待てよ。

やっぱり違う!

 

それもありえない。

 

っていうか大学で、そんな浮っついた話なんて無かったよ。

違うだろぉ。

これも・・・。

 

 

あ!

もしや。

 

高校の部活関係か?

 

 

なるほど、それならば後輩って線もあり得る。

携帯も教えたし、住所も知ってるはず。

 

あ、もしかして携帯番号、間違ったのを教えたのかな?

でも、わざわざ2年もたってから、連絡よこすかぁ?

 

 

うううぅ〜。

 

ダメだ。

分からん。

 

 

とりあえず電話をかけてみなければ思い出そうと思っても無理だ。

 

仕方ない。

かけてみるか!

 

でも、最近流行りのダイヤルQ2電話かもしれん。

ここは、イタ電くそ野郎(仮)さんを見習って公衆電話を使おう!

公衆電話なら大丈夫だ。

 

 

 

ピポ パポ

プルルルルルー。

 

 

みゆき 「もしもし。」

お兄 「あ、もしもし、 手紙もらったお兄なんですけど。

     どんなご用でしょうか?」

 

みゆき 「えぇ〜っと、みゆきは今、出かけてるんですが・・・。」

なんで違うヤツが他人の携帯に出るんだよ!

 

お兄 「どういう事でしょうか?

    手紙で電話をするようにとみゆきさんから言われたんですが・・・。」

 

謎人物 「詳しい事はよく分からないんですが。」

まぁ、そうだよな。
でも、他人の携帯に出るなよ!

 

お兄 「じゃあ、かけ直します。 みゆきさんはいつごろ戻られますか?」

 

謎人物 「しばらくは・・・、たぶん戻ってこないと思います。

戻ってこない?
何なんだ、それは・・・?

 

 

謎人物 「あ、そうだ!」

ん、何スか?

 

 

謎人物 「私、T-シャツ作ったんですけど買いません?

はぁ?

 

謎人物 「今、人気が出てきてるんですよ。買いません?」

はあぁぁ〜?!

 

お兄 「この電話って何かの商売っスか?」

 

謎人物 「いえ、そういう訳じゃないんだけど。」

間違いない。 これは商売だ。
もしくは
宗教に違いない。
こんなのと関わってはダメだ!

 

お兄 「ふ〜ん、だいたいは分かりました。

    ご苦労様。  逝って来い!

 

ぶちっ。

ツーツーツー。

 

 

 

 

その場では、結局みゆきさんが誰だったか分かりませんでした。

 

後日、友人に聞いてみる。

 

こんな事があったんだけど、どう思う?

 

 

友人 「あぁ、そんなの分かりきってるじゃん。

      命狙われてるんだよ!」

 

 

 

お兄 「なんで、オレが命を狙われるわけ?」

 

友人 「いや、理由は分からないけど・・・。

    ほら、深夜のイタ電とか、水の元栓閉められたりとか、色々あったじゃん。」

イタ電(勝負です。6/20から)

水の元栓。(落ちぬ水 10/24)

 

お兄 「やっぱりオレ、嫌われてるのかな?

 

友人 「嫌われてるとかの問題じゃあないと思うんだが・・・。」

 

 

 


 

 

本当に何だったんでしょうか?

よく分からんから「商売」or「宗教」にしておきます。

オレが名前忘れてるだけで、違っていたら本当にゴメンナサイ。

実名は伏せておいたから許して。

 

 

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今年のクリスマスは決まったな。(涙)

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