昨日の夜　・・・。

データのアップロード中にオレの愛機vaioが立ち止まった。

まぁ、ここまではいつもの事だ。

オレはいつも通り、冷静に、『Ctrl』 と『Alt』 と『Delete』 を押す。

返ってくる答えは予想通りの答え、

『応答なし』

まぁ、ここまではいつもの事だ。

オレはいつも通り『Ctrl』 と『Alt』 と『Delete』 を押す。

再起動だ！

再起動させて、もう一度アップロード。

って思ったら、

オレのHPのデータがどこかに消えていた。

ぐはっ・・・。

神様、私、何か悪いことしましたか？

昨日はこれ以外にも事件があった。

最近、夜中に変な電話がかかってくる。

送り主は公衆電話を使っているらしい。

電話に出ると

「　･　・　・　・　・　・　・　。」

いつも、必ず無言電話。

しかし、昨日はちょっと違う。

ぷるるぅーー！

昨日の『AM３：１１』電話が鳴る。

いつもの公衆電話からだ。

無言電話だろ？

でも、昨日のオレはちょっと違う。

いつも通りに

お兄　「もしも〜し、　　どなたですかぁ〜？」

なんて言葉を投げ付ける元気は無かった。

オレはかなり殺気立っていたので、速攻で電話を取り、

こう叫んであげた。

お兄　「ふざけんじゃねーよ！　誰だてめー！　

毎晩毎晩、懲りずに無言電話かけやがって！

今、何時だと思っていやがる！

あー？！

こっちはお前と違って暇人じゃねーんだよ！

あー！

お前は知らねーだろーがなー、

オレのパソコン、さっきデータがふっとんで大変なんだよ！

だから、お前の無言電話にまともに付き合ってられねーんだよ！

いーか、

もう、無言電話かけんじゃねーぞ！

今度またかけてみろ！

お前の正体分かったら、絶対本気で『突き』入れてやる！

ってゆーか、

名前くらい名乗れよ！

名前も名乗れないのか、てめーは！

なんか文句あるなら直接言えよ！

あー！

分かったな！　　クソ野郎ー！」

っていう感じでかなり怒ってみた。

すると、どうだ。

相手が何かこちらに言葉を返してくるではないか？

クソ野郎（仮）　「　　・・　　・ぼ そぼ　そ・・　・。」

お、言えば分かるじゃねーか。

なになに、なんだって？

お兄　「えっ？　何？　よく聞こえなかった？」

・

・
・

・

クソ野郎（仮）　「　　・・　　・ぼそぼ　そ・・　・。」

お兄　「　何？　」

・

・

・

・

クソ野郎（仮）　「　　・・　　・ぶっ殺す・・　・。」

ツーツーツー・・・。

あ　？

えっ　？？

何だって　？？？

ぶっ殺す　？？？

ぶっ殺すぅ〜　？？！！

お兄ちゃん、よく聞こえなかったよ。

ぶっ殺すですと？！

どなたか分かりませんがクソ野郎（仮）さん。

「ぶっ殺す」のは止めて下さい。

せっかくのお誘い、誠に残念ですが、

お兄ちゃんは、まだ

「ぶっ殺」されたくありません。

っていう訳で、しばらく護身用にカサを持たせて頂きます。

何かあったら、クソ野郎（仮）さん。

あなたを全力で突かせていただきます。

それにより、あなたが

天に召されようが、

オレの剣道の段位が剥奪されようが、

また、

どちらかが警察のお世話になろうが私は知りません。

とりあえず、

クソ野郎（仮）様がそういう気なら、こちらとしても、それ相応の対応をさせて頂きます。

勝負だ！

クソ野郎（仮）！！！

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