生食に挑む! 伝説その4

 

     <お兄の生食ルール

1、調理をする事は一切、認めない!
  この「調理」とは、火を通すこと、水を加えること等を意味する。

2、基本的に完食しなければ、食べたと認めない。
  山で食べ物を無駄にする事は、即、死につながる。
  ただし、食べることにより命の危険を感じた場合は中止。

3、みんなからのリクエストにはこたえる。


 

掲示板にKAN様からこんな投稿がありました。

 

私の生食歴のなかで最もきつかったのは「増えるわかめちゃん」です。

友人にすすめられ腹へってオラもうだめだってときにやってみたら・・・

まるでせんずでした。

 

 

 

っていう事で、私も食べてみましょう。

  ↓

『ふえるわかめちゃん』

 

 

 

とりあえず、KAN様にはこのようにレスをしました。

 

おぉ、今度ぜひ食べさせて下さい。

でも、『せんず』って感じなんですよね?

じゃ、あれを食べたらしばらくは何も食べなくてもOKとか、

傷ついた私の心と体を完全にケアルガしてくれるのでしょうか?

 

 

 

 

すると、

 

う〜ん、下手するとバニッシュ+デスになるので、気を付けて下さいね。

なんか、あのときはノリで袋まるごといってもうたのですが、

少ししてから胃の中がモコモコって・・・。

しばらくは本当に胃が何も受け付けてくれませんでした。

 

 

 

なんだって!?

 

「バニッシュ」+「デス」だと?

TVゲーム「ファイナルファンタジー6」をやったことがある人なら

分かると思うのですが、

これは、ボスキャラでも100%殺すことの出来る禁断の技なのです。

 

 

 

やばいぞ、コレは危険なのでは?

 

とりあえず、情報を提供して下さったKAN様にはこうレスをつけておいて

近くのスーパーに「ふえるわかめちゃん」を買いに逝きましょう!

 

 

バニッシュ+デスという事はバッドエンディング確定のようですが

諦めの悪い私はリフレク(胃薬)の用意をして戦うことにします。

 

 

 

 

■採りたてわかめをいつでも手軽に■

リケンのふえるわかめちゃんは、厳選した

採りたてのわかめを衛生的にカットし乾燥

してありますので、おいしさが違います。

いつでも手軽にこのままお使いください。

 

との、注意書きがあります。

 

ほぅ・・・。

 

『いつでも手軽にこのままお使い下さい』

だそうです。

 

お言葉に甘えて、このまま食べましょう!

 

 

「戻し時間5分間」とか微妙に見えますが、

もちろん無視します。

 

 

KAN様は袋まるごといったそうです。

では、私も袋全部です。

食べ物を無駄にしては山では生きていけません!

 

 

ぱくっ

 

 

ぽり、ぽり、ぽり、、、。

 

うめぇ!

 

やばい。 うまいぞ! コレ。

新発見です。

うまいよ、コレ!

「韓国のり」ってあるじゃないですか?

あんな感じで磯の香りがして美味しいです。

 

ぽり、ぽり、ぽり、、、。

 

 

まぁ、少し塩味が強すぎるけどな。

 

 

結論。

うまいっす!

「バニッシュ」+「デス」ではなく、むしろ「レビテト」です。

確かに後で胃がモコモコってなりましたが、

特に悪影響はありませんでした。


 

今日は麺類が食べたくなりました。

そして、

冷蔵庫の中を見ました。

 

 

 

発見!

マルちゃんやきそば』

 

 

 

心の奥の方で誰かが私にこう、語りかけてきました。

 

 

やきそばって加熱しなくても食べられるかな?

なぁ、食べてみない?

きっと、おいしいよ。

 

 

よし、これは神の声に違いありません。

私は啓示を受けたのでアール!

 

ってことで、

お皿に麺をのせ、粉末スープを丁寧にまぶしましょう。

 

 

ぱくっ

 

 

おぉ、とりあえず食えます!

 

加熱調理をしていないため、麺がほぐれていないので

あまり、麺類って感じではありません。

 

むしろ、

得体の知れない固体を食べている気分です。

 

 

しかも、『粉末スープ』が粉末のままなので

食べると、いつもより塩辛さ倍増です。

 

 

なんとな〜く、ラ王を思い出させる味ですね。

 

 

結論。

まぁまぁ。

心の奥から聞こえてくる声は、神の声ではありません。

悪魔の囁きです。(毒電波とも言うらしい。)

注意しましょう。

人間、がんばれば何でも食えるもんだなあ。

 


 

先日の生食では、「焼きそば」を食べた。

 

しかし、この件に関して知り合いからクレームが来てしまったのだ。

 


 

『焼きそば』って言っておいて焼いていないじゃない。

あなたが食べたのは「焼きそば」じゃなくて「そば」でしょ。

 

 

 

うむ。

もっともである。

 

これは、焼いていない「そば」も食べるべきでなのでしょう。

 

 

分かったよ。

「そば」も食べればいいんだろう!

 

 

そう言ったらヤツは、

その言葉を待っていましたとばかりに冷蔵庫を開けて

 

笑顔でオレにこんな物を渡した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『そば。』

 

 

 

 

 

 

おぉ、ありがとう!

いただくよ・・・(涙)

 

 

 

 


しかし、ちょっと待ってくれ。

 

よく見ると、賞味期限切れてるじゃありませんか。

むぅ。

いい根性してやがる。

 

 

どうやら、ヤツは賞味期限の切れたこのソバを食べたくないらしい。

 

しかし、1日しかオーバーしてないじゃないか!

1日の賞味期限切れなんて生食の恐怖に比べればたいしたことは無い。

「サトウのご飯」を食べたときの恐怖に比べればな!

 

 

しかも、この「そば」実は既に茹でてあります。

ふん、オレ様の敵ではないな。

 

 

1分間熱湯で茹でろって書いてあるけど大丈夫でしょう。

 

 

 

それでは、、、

 ・

 ・

 ・

 ・

うむ。

「そば」だ。

 

そのまんまである。

 

普通に食べられます。

そば粉の香りもちゃんとあります。

 

 

 

しかし、

そばつゆ無しってのが案外キツイ。

 

 

 

 

くっそーー!

袋の中にそばつゆが付属品で付いていればいいのに・・・。

 

でも生食ルールに従うと調理はダメです。

このまま、モサモサ食べ続けましょう。

 

隣で「そば」をくれたヤツが、私のことを野獣でも見ているかのような表情で

見ておりますが無視しましょう。

 

もう、別に羞恥心なんてありません。

 

 

 

結論。

3分の1くらい食べたところで味に飽きます。

「そばつゆ」をくれ!

 

はじめて自費ではなく生食できました。

ありがたいことです。

南無ぅ・・。

 


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