生食に挑む! 伝説その3

 

     <お兄の生食ルール

1、調理をする事は一切、認めない!
  この「調理」とは、火を通すこと、水を加えること等を意味する。

2、基本的に完食しなければ、食べたと認めない。
  山で食べ物を無駄にする事は、即、死につながる。
  ただし、食べることにより命の危険を感じた場合は中止。

3、みんなからのリクエストにはこたえる。


いつも通りひさしぶりに料理をする気が全くありません。

それでは、生食をしましょうか、、、、。

 

 

本日のメニュー

乾燥しいたけ

 

 

ボクサーは試合前に厳しい減量に耐えなくてはならない。

特に、自分本来の階級ではない階級で勝負をする場合、

常人には考えられないような減量をする必要に迫られる。

 

まず食事制限をしなくてはならない、というのはもちろんのことだが

それでも体重が減らない場合

全身の水分を減らして減量しなくてはならないのだ。

水を飲むことが出来なくなる。

それでも体重が減らない場合

皮膚が水分を吸うといけないので、シャワーも浴びなくなる。

まだ体重が減らない場合は、

さらに全身の水分を吸い取るために

口の中の粘液から水分を吸収する。

そんな地獄のような減量に耐えて、

見事世界チャンピオンになった男がいる。

 

鷹村選手である。
(漫画、は○めの一歩の)

 

彼は、最終的に口の中の唾液すら出なくなるほどの

減量をしたのである。

 

その減量の際に使用した食べ物が「乾燥しいたけ」なのである。

 

彼は減量が目的のため、唾液で戻した「乾燥しいたけ」は食べなかったのだが

ココ、生食界(?)では食べさせてもらいます。

 

それでは、食べるとしましょうか!

 

 

もぐっ。

 

(口の中で)カラン、コロン。

 

むぅ、やはり「乾燥しいたけ」は見事に乾燥しているものである。

かなり硬いです。

 

そのまま食べる事はせずに

某・鷹村さんのように完全に戻してから食べるとしましょう。

ぐちゃ、ぐちゅ、。

かなり柔らかくなってまいりました。

 

いい感じです。

頭の中では、

「タッカムラ!、タッカムラ!・・・」

とエールが響いてきました。

チャンピオンベルトはすぐそこです!

 

 

しかし、それと同時に口の中は大変なことになっています。

 

 

 

 

 

はっきり言おう。

 

 

椎茸臭い!!

 

 

 

なんて言えばいいのか、

まぁ、一言で

 

椎茸くさい!!

 

ですが、私もキノコファンクラブのはしくれ

おいしく食べる事が出来ました。

 

結論。

おいしかったです。

でも、口の中が椎茸の臭いに包まれるため

デート直前の生食は控えましょう!

嫌われます。

 


尾瀬で「見晴の女王」と名高い『らいおん丸』様からのリクエストです。

 

もち

さて、もちろん「もち」と言っても、

いつもの通り、みんなの食べるもちではありません。

煮たり、焼いたりする前の、あの「もち」でございます。

 

おっしゃ。

食べましょう!

 

ぱくっ

 

ガキッツ!!

 

 

 

か、かてぇ、、、。

くそ! なんなんだよ、 この硬さは

スプリガンの某・スーツより硬いのではないか?

もう、こいつは歯が立たない。

 

それでは、「乾燥しいたけ」のように

唾液で柔らかくしてから食べることにしてみようか!

 

全然、ダメだーー!

 

 

やはり、噛み付くしかないでしょう!

しかし、このまま普通には食べられません。

ねずみのように少しずつ端の方からかじっていきましょう!

 

 

 

ガジ、ガジ、、、

 

おぉ、この方法ならば、摂取することが可能です。

それでは気合を入れて食べるべし!

 

ガジ、ガジ、、、

 

 

結論。

あんな硬いもの普通じゃ食えません。

しかも、まずい!

粉っぽくて、なんていうか

運動会での「小麦粉の中から物を探す」障害物競走

を思い出させる味でした。

 


 

今日の生食はちょっと、いつもと違います。

とある化学物質を生で食べることにしましょう!

 

 

今日の生食は、

 

『システイン』

 

 

システインって何?

って質問が来ると思うので、

まずはシステインの説明から始めましょう。

 

 

とりあえず、『システイン』とはアミノ酸の一種です。

 

タンパク質はアミノ酸を材料として作られていて、

このシステインは9つある必須アミノ酸の1つでもあり、
(この種類のアミノ酸は体内で合成できなため、食事から摂取しなければならない)

1日に必要な摂取量は成人で体重1kg当たり、

13mg(*メチオニンとシステイン)必要であり、

例えば体重が60kgの人ならば、1日に780mg必要なことになります。
参考:メルクマニュアル第17版

 

 

また、このシステインには驚くべき効果が秘められているのです。

 

 

二日酔い、全身倦怠(だるさ)・皮膚疾患に効果をあらわします。

皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの働きを抑制します。

さらにビタミンCと協力してシミ・ソバカス・日焼け等の色素沈着症を改善します。

 

 <システインの結晶>

 

 

 

それでは、生食するとしましょう。

とりあえず小さじ一杯を生食することにしましょう。

 

無色、無臭の結晶です。

見た感じでは大丈夫そうです。

 

それでは

ペロッ。

 

 

 

 

j≒r‖eΨδ§;aキgrゲッd ・・jfー

 

ぐええええええーーー!

おえっ・・・。

 

 

この世の物ですか?

コレは?

 

まず口に含むと微かに奇妙な酸味があります。

そして、その酸味を脳が理解した直後、

口では言い表せない、強烈な「まずさ」が襲ってきます。

本当に、味とか、そんなレベルじゃありません。

 

マジで「この世のもの」とは思えない味でございます。

 

しかし、これだけでは収まらない。

 

システインの恐ろしさは、まだ続く。

 

この、「この世のもの」とは思えない味が約7秒間続き、

イオウ(卵の腐った感じ)のような味に変化します。

 

しかも、このイオウ的な味はかなりしつこく

アメなど他の食べ物を入れても

絶え間無く、私を襲ってきます。

 

今回はマジでダメでした。

あんな物、小さじ一杯も食べられません。

正直、小さじ5分の1が限界です。

 

体に良くても、悪いと思う。

あの味は。

 

 

結論。

    ムリ    
初めてです。
あの味は。

用法用量を守って正しく飲みましょう。

 


 

 

スポーツの秋でございます。

『アクエリアスの粉』

 

 

アクティブな生活に汗はつきもの。

気持ちよく汗を流したら、体液に近い浸透圧に調節されたアイソトニック飲料

アクエリアス。

ビタミン、ミネラルも配合。

ごくごく飲めて、のども体も爽快です。

 

 

 

さ〜て、それでは食べましょう。

 

パクッ。

 

 

ピリッ

 

むっ。

何か、口の中ではじけたような感じが!

 

 

味自体は普通に飲む「アクエリアス」と全く変わらないのですが、

この、はじける感じは原因不明です。

よく分かりません。

大量に食べれば、分かるのかもしれません。

 

口を大きく開けて、

薬を飲むようにして食べてみることにします。

 

 

サーーーーーっ

 

 

こ、これはー!

辛いのか?!

 

 

何なんでしょう? この感じは?

 

よく分からないけど、

舌がピリピリします。

 

 

そして、予定通りにのどが乾きます。

 

結論。

ピカチュウ来襲か?

舌にピリッときます。
(たぶん、ビタミンCか何かでしょう。)

味は普通です。

 


 

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