生食に挑む! 伝説その8

 

 

黒ごま。

ちんぴ。

山椒。

麻の実。

けしの実。

青のり。

赤唐辛子。

 

さて、これらは何でしょう?

 

 

 

と、いう訳で、あおきさんからのリクエストです。

『七味唐辛子』

 

 

そういえば、中学時代、うどんを食べるときに七味をかけようとしたのだが、

内蓋が外れていて、おもいきり七味をうどんに突っ込んだ記憶がある。

 

あの時どんな味がしたっけ?

たしか、ものすごく辛いというか、むしろ痛かったような・・・。

 

まぁ、いいや。

昔のことだ。

過去の足跡に囚われ、未来への監獄に捕まるつもりはオレには無い。

 

そうだ。

いざ進めや、キッチン。

と、自分をむりやり奮い立たせて、さぁ食べよう!

 

調味料シリーズなので、とりあえず

スプーンに1杯とることに決定。

 

むぅ、赤いな。

赤いといえば、赤い彗星。

赤い彗星といえば、シャア・アズナブル。

シャアといえば、かっこいい。

ますい。話が脱線してきた。

 

早く食おう!

 

ぁ・・・い、 だけど美味いな。

コレ。

 

 

調子に乗って、もう一杯食べる。

ごめん。前言撤回。

辛い。

いや、痛いっす。

 

 

結論。

   食べるとしたら小さじ半分が丁度良いでしょう。  

食べ過ぎると、辛いです。

いや、痛いです。

後になって奇妙な味がやってくるので注意。

後味最悪!

 


 

大学に疲れました。

死にそうです。

 

 

 

 

ところで、皆さんはドラゴンクエストを知っているでしょうか?

あのドラゴンクエストというゲームには、

『世界樹の葉』

という、アイテムがあります。

これを使うと死人がよみがえります。

 

おぉ、すげぇ!

っていうか、恐ぇー。

死人がよみがえる所なんて想像したくもない。

 

ところで、

なんで葉っぱ1枚で死人が生き返るんでしょう?

どうやったら死体に葉っぱを食べさせる事が出来るのでしょうか?

不思議である。

 

 

不思議なことだらけだが、まぁいいや。

オレは今、『世界樹の葉』がどんな味なのか知りたいのだ。

そして、蘇りたい。

色々な意味で。

 

でも、私達が住む現実世界に『世界樹の葉』なんて存在しません。

じゃあ、身近な葉っぱを食べて自己満足してみましょう!

 

そこで、身近な葉っぱ、その一として。

  ↓

『月桂樹の葉(ローリエ)

これを食べて復活してみましょう。

 

 

月桂樹は、太陽の神アポロンの聖木とされ、

古来勝利の栄冠として用いられてきた。

優雅で上品な香りを持ち、肉や野菜の美味しさをひきたてるために使われる。

 

本来、こいつは煮こみ料理に入れて、

煮こんだ後は取り出す物なのだが、

そんなことは気にしない。

とりあえず食べるべし。

 ・

 ・

 ・

口に入れても何も味がしない。

独特の匂いはあるが、特にどうということもない。

 

噛んでみる。

すると、急に口の中でローリエの良い香りが広がった。

 

さらに、噛んでみる。

苦くなる。

もういやだ。

 

 

復活は無理でした。

 

結論。

口の中に入れて1回噛むと

とても良い香りが広がります。

しかし、噛み過ぎると苦味が出ます。

 


 

『八角』

豚の角煮とかに使う香辛料である。

横浜の中華街とかに行くとぷ〜んと匂ってくる良い匂いは

この八角である。

 

こいつを、なんとなく食ってみる。

おぉ、意外である。

 

甘いぞ!

酸っぱいぞ!

 

意外と美味しいぞ!

 

結論。

意外な美味さ。

甘酸っぱい。

でも、ちょっと後味が辛いかも。

そうか! これこそ初恋の味だ!

 

 


 

『八角』を食べたとき、

甘酸っぱい美味しさと、後に残る苦味があった。

 

これこそ、初恋の味である!

と、バカなことを考えたが、これはどうでしょう?

    ↓

『カルピス原液』

オレの初恋の相手はカルピスが好きだった。

 

彼女の家に遊びに行った時に出してもらった

カルピスの味は今でも忘れていないつもりだ。

 

もちろん、『つもり』である。

そんなもんは忘れたわ!

 

という訳で、あの時の初恋の味を思い出しましょう!

 

飲むべし!

カルピス!

ただし、原液で!!!

 

初恋の味をリマインドするために、あの時と同じようなシチュエーションに設定する!

舞台は、オレの家でやってはならない。

しかし、彼女の家なんてもう知りません。

知ってても行けません!

 

とりあえず、オレの家じゃなければ良しとする!

カルピス好きの友人の家に、カルピスを飲みに行くことにしよう。

 

 

しかし、電話を入れるのを忘れて、部屋の前にまで来てしまいました。

 

やっぱり電話はしておきましょう。

いきなり部屋の中に踏み込んで、

ヤツが誰かとヤってる最中だとか、AVの最中だとかだと問題ありありです。

 

目の前には彼の部屋、

しかも、オレの人差し指は玄関のチャイムを

完全にターゲットロックオンしているのだが、

紳士らしく電話を一本入れておきましょう。

 

 

 

 

ぷるるるる!

友人 「あぁ? お兄か。 どうした?」

オレ 「おぉ、心の友よ! とりあえずカルピスよこせ!」

 

友人 「はぁ? いきなり何を言い出すんだ、お前は?」

オレ 「まぁ、いいではないか。 これは重要な任務なのである。」

 

友人 「まぁ、いいや。 じゃあ来い!」

オレ 「おぉ、ありがとう。 お前こそ心の友だー!」

 

じゃあ来い、ということは今行っても問題無いでしょう。

っつー訳で玄関のチャイムを今すぐプッシュ。

 

 

ピンポーン!

友人 「はぁ?」

オレ 「カルピスよこせ!」

 

友人 「お前、もしかして酔ってる?」

オレ 「そんなことはない。1時間前にビールを一本飲んだだけだ。」

 

友人 「あほう、それを酔っていると言うのだ。」

オレ 「うむ、たしかにそうかもしれん。

    そんなことより、急にカルピスが飲みたくなったのだ!」

 

友人 「あっそ。 冷蔵庫の中に入ってるから飲め。」

 

 

どうも態度が素っ気無い。

酔っ払いに対する世間の目はこうも冷たい物なのか?

 

 

仕方なくトボトボと歩き、冷蔵庫を開ける。

 

冷蔵庫の中にはカルピスが2本も入っていた。

さすがはカルピス好きの友人である。

カルピス2本を常時ストックとはさすがである。 

 

 

それでは飲もうか。

コップにカルピス原液を入れてそのまま飲もうとする。

 

すると彼の声がする。

友人 「おい、酔っ払い。 水で薄めろよ!」

 

え、水で薄めろ、だって?!

どあほうが! こいつは生食だ。

水を入れるだなんてルールに反する!

 

彼の制止を完全に無視してカルピス原液を飲む!

 ・

 ・

 ・

ギャーッス!

甘い。

メガトンど級に甘いぞ!

 

いっきにコップ半分も飲んでしまったが、かなり甘い。

死にそうなほど甘い。

 

気分が悪くなったので帰ることにした。

 

帰り際に友人から一言。

友人 「お前、いったい何しに来たんだ?」

 

 

 

オレ 「・・・すまん。 もう忘れたよ。」

 

 

 

結論。

甘い。

甘いぞ、カルピス!

やっぱり水で薄めないとダメですな。

 


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戦績

帰らせてもらう

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