恐怖の生食。 ついに10ページ目だ!

 

 

最近、K市内に引きこもり気味で気分が悪い。

どうしてこの市には何も無いんだろう。

 

大通りに出ても、ある店ある店ほとんどシャッターが下りている。

開いている店があったとしても、ショーウインドウにはこんな広告が貼ってある。

「閉店セール」である。

 

非常に気分が悪い。

 

今日は、K市の外に出よう!

 

 

あまり意味は無いが、T市にぶらっと足を伸ばすことにした。

駅の近くで服やCDを見ながら、ぬぼぉぉ〜っとしていたのだが、

疲れてのどが乾いてきた。

 

 

 

 

そういえば、最近は缶コーヒーばかりであまりおいしいコーヒーを飲んでいない。

布袋や、浜田課長の味にも飽きてきた所だ。

 

スターバックスに行って、まともなコーヒーでも飲もう!

K市にはスタバ無いしね・・・。

 

っつー訳でスタバに到着。

3ヶ月ぶりぐらいだろうか。

 

 

何を飲もう?

オレは、フラペチーノ(フローズン系)が好きなのだが、

今日は寒いのでフラペチーノは我慢して、トールのダブル・カプチーノにした。

カプチーノには、シナモンをおもいきり効かせるのがオレ流だ。

 

 

無料カウンターでシナモンをかけている時に思い出す。

 

 

そういえば、猫さんからのリクエストがあった!

   ↓

『シナモン』

「パウダー」でも、「スティック」でもどっちでもいいそうだ。

せっかくだ、ここで生食しよう!

 

 

 

決定!

シナモン in スターバックス。

 

無料なのをいいことに、左手にシナモンを取れるだけ取る。

 

 

しかし、恥ずかしい。

非常に恥ずかしい。

後ろで高校生っぽいカップルが、オレの行動を不思議そうに見ている。

 

ふん、君達には分からないだろう。

左手にシナモンパウダーを取れるだけ取っているオレの姿。

この行為にどんな崇高な意味がこめられているのか分からないだろうな。

 

あぁ、分からないだろうな。

君達のような高校生バカップルには。

分からないだろうとも。

 

オレにだって分からないんだから・・・。

 

ただ、これだけは言える。

君達の目の前でシナモンを取っている男、こいつはバカだ。

いや、変態と言っていいだろう。

 

 

でも頼むぜ。

店員に、このことをチクらないでくれよ。

 

 

 

量にして大さじ3杯程度。

これ以上シナモンを取ると左手からこぼれて店員にばれそうだ。

生食の量はこのくらいでやめておこう。

 

それでは席についてカプチーノを飲もう。

いや、シナモンを生食しなくては。

 

後ろのカップルはまだオレの方を見ているようだが気にはしない。

さぁ、シナモンの生食開始だ!

 

ふむ。

匂いは、シナモンの匂いだ。

どんな匂いだと聞かれても困る物がある。

つんっ、と来るけど爽やかな香り。

とでも言っておこうか。

 

 

 

それでは食べてみる。

ぱくっ。

 

う〜ん。

普通においしいね。

あえて、美味しんぼ流に評価すれば、

ふわっとした感じにまろやかな甘味が絡み合って繊細なおいしさだ。

 

あと、これだけ大量に食べて思ったことがある。

なんとなく『きな粉』に近い物があるかもしれない。

 

 

 

結論。

普通においしいよ。

でも、

店内であんなことはもうしたくない。

 


 

「BEB○Y」という雑誌がある。

どんな雑誌かは聞かないで下さい。

どんな雑誌か知ってる人も、なんでオレが知ってるか聞かないで下さい。

 

その雑誌に、こんな漫画が載っていました。

「タバスコ・タバコ」

タバコとタバスコを愛する男子高校生の思春期的葛藤について描かれています。

大型トラックに跳ね飛ばされた時の感想を、「ガガーリンだよ。」

と評したセリフがかなり印象に残ってます。

 

気になる人は、青磁ビブロスで『ジロウ』という単行本に出てるから調べてねん。

茶屋町勝呂先生の作品です。

 

 

この話の主要人物(名前は忘れた)は、タバスコを生食していました。

っつー訳で、負けられん!

逝くぜ、生食GO!

 

『タバスコ』

 

オレは辛い物が大好きです。

でも、辛い物は苦手です。

なんだか矛盾していますが、気にしちゃイヤン。

 

たぶん、あの漫画では赤いタバスコの方を食べていたと思いますが、

今、オレの部屋にあるのは緑のタバスコ(ハラペーニョ・ソース)です。

実はこの緑バージョン、辛さが赤の5分の1なんです。

 

でも、そうじゃなきゃ生で食べるのなんて無理です。

臆病者に思うかもしれませんが許してね。

 

 

食べ方、食べる量はどうしましょうか?

やはり原作(タバスコ・タバコ)を模倣するのが良いでしょう。

そのまま口をつけて、がぶ飲みでGO!

 

 

それでは、ブライト艦長さようなら。

アムロ逝きます!

 

 

 

ちゅう〜〜。

 

 ・

 ・

 ・

 

ん?

むぅ、美味いぞ!

適度な辛味と、適度な酸味、そして適度な甘味。

見事な味のトライアングル。

素晴らしい三角関係である。

 

あの男が好き好んでタバスコを生食していたのが分かった。

うまいぞ。

調子に乗って、更に飲む。

 

うまい!

うまいぞぉー!

口の周りや舌がピリピリしてくる感じがたまらん。

下手なドラッグよりイケるかもしれん。

癖になる。

 

 

 

結論。

予定外。

かなり、うまかった。

 結構オレの好きな味である。 

え、赤ではやらないの?って

そいつは無理な相談だな。

だって5倍だぜ。

 


 

TADASIさんからのリクエストです。

『ごま油』

 

うむ。

油ならばカロリー満点。

遭難したり、非常事態におちいっても油でカロリー摂取。

そして生き残るんだ。 ビバ漂流教室。

むしろ、オレの漂流人生バンザイ。

 

さて、どのくらいの量を飲みましょうか?

えーい、面倒くさい。

キリのいい数字で100mlでどうだろう?

キリ番バンザイ。

 

そういえば、もうじき6666だね。

誰が踏むんだろうか?

オレかも・・・。

ま、いいか。

 

 

さて、生食を開始しよう。

飲む器はワイングラスで行きましょう。

気分はフランス貴族だ。

エレガントに生食しましょう!

  

 

器に注いだ所で、まずはごま油の匂いをかぎましょう。

 

くんくん。

うん。ごま油の香ばしい香りです。

いい匂いです。

 

 

それでは、ゆっくりと口に含みましょう。

 

 ・

 ・

 ・

 

ん?

 

あれ?

味が無いぞ。

香ばしいとか、ごまの味とか、まったくありません。

味が無いんです。

 

もしかして、ごま油の風味って幻だったのか?

匂いだけで味はまったくしない。

 

試しに鼻を指でつまみながら飲んでみる。

 ・

 ・

むぅ、まったく味がしない。

嗅覚を封印すると、今オレは何を飲んでいるのだろう?

という訳の分からない恐ろしさすら感じる。

 

しかし、鼻をつまみながらならばいくらでも飲める。

水を飲んでいるかのような気さえしてくる。

 

っつー訳で、100ml完食である。

 

 

 

 

 

 

 

しかーし!

ごま油には呪いがかけられていたのだ。

 

 

食べ終えてしばらくのこと・・・。

無性に気持ちが悪くなる。

胸が焼けるとは、おそらくこんな状態のことを言うのだろう。

今だかつて体験したことの無い感じの気持ち悪さだ。

 

何と言うか、くらくらするというか、むかむかするというか、むらむらするというか。

訳が分からない気持ち悪さである。

 

とりあえず、トイレに行く。

便器を見ていたら、急に吐き気をもよおした。

 

おげええええ!

 

よく分からないのだが吐いてしまった。

 

結論。

味は全くありません。

 ごま油には匂いしか無いのです。 

ただし、

ゲロには味があった。

 

ごま油は正しく使いましょう。


 

心の友(シンユー)であるSからのリクエストです。

『水ようかん』

 

Sから「食べて。」と言われてもらったのですが、

実はこの『ようかん』、ちょっと問題があります。

製造年月日がやたらと古いんです。

 

890119という数字が見えます。

どうやら1989年1月19日に作られたようです。

この「ようかん」、10年以上生きているらしいです。

 

  

でも、こいつは缶詰なので10年や20年、

まったく問題無いでしょう!

 

もし、カビが生えている!とか、変な臭いが!ってなっていたとしても

加熱殺菌をしてはいけません。

加熱とは調理である。

そして調理はダメなのである。

生食、つまりそのまま食べるべし!

 

 

 

フタを開けてみましょう。

 

色? 普通のアズキ色である。

臭い? 普通の「ようかん」の匂いである。

あらあら、以外と普通なんじゃないですか?

 

  

食べてみる・・・と、

 

普通っす。

なんだか面白くないな。

 

 

結果。

 普通すぎる味だった。 

缶詰はどんなに月日がたとうと

食える、ということが良く分かった。

 


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