最近、我が家のトイレは変だ。

はっきり言って、かなり恐い！

そう、あれは１週間ほど前の事である。

朝、トイレに入って、毎日の日課を行っていた最中のこと。

いつものようにフンガァと括約筋に力を込めていた時である。

お尻の方から不吉な音が聞こえてきたのだ！

ボコッ、ボコボコ。

うお〜〜〜、　ぎゃ、逆流ぅーーー！

クソがぁ、クソがあああぁぁーー

クソがオレに迫ってくる。

さっきまで排出していた物が、またオレの排出口の近くまで迫ってきたのである。

やばい、殺られる！　　このままではクソに殺される！

ボコッ、ボコボコ。

うおおおおっ！　

と思い逃げようとしたのだが、今のお兄は

ズボンは下ろしたまま、　しかもケツを拭いていない。

く、くそっ。

このままでは逃げられない！

やばい、やばい、やばい！

と思っていても、どんどんクソは着実に迫ってきている。

ボコッ、ボコボコ。

そうだ、とりあえず、半立ちになって様子を見るぞ！

本気でヤバくなったらケツに紙をはさんで緊急脱出しよう！

ボコッ、ボコボコ。

助けてくれ、　助けてくれぇ〜〜〜！

この瞬間ほど神に助けを求めた事は無かったかもしれない。

仏だろうが、キリストだろうが、アラーだろうが何でもいいから、このクソをなんとかしてくれ！

ボコッ、ボコ・・・・・。　　

あふれる寸前でクソはなんとか持ちこたえてくれた。

クソの逆流も収まり、しだいに奥の方に吸い込まれて行く。

ふぅ、助かったぜ、、、。

でも、このままでは、オレの部屋がいつクソに汚染されてしまうか分からない。

まずい、まずいぞーーー！

クソまみれの生活なんて嫌だーー！

その後も、便器はたびたび機嫌を損ね、逆流気味にボコボコと音を立て、トイレに行く事がしばらく出来なかったのだ。

おかげで、最近オレは友人の部屋で世話になっていたのだ。

そんなオレの住んでいる危険なアパートにも、ついに真の神の手が！！

大家さん登場です！

なぬ、相変わらずトイレはしばらく使えないのか？

ギャース。

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