Friskies Mon Petit
〜厳選まぐろ〜
   <レシピ>

1、玉ねぎのみじん切りを炒める。

2、モンプチに「塩・こしょう」で味をつけ、隠し味として「しょう油」を1滴くわえる。

3、2に1を入れて、軽くかきまぜ器に盛り付ける。

3、ホワイトソースを上からかける。

4、パセリ、バジル、オレガノなど好きな香草を細かく刻んでふりかける。

 

 

 

 

 

 

とある人から「生食」でネコの餌を食べて、と言われた。

 

でも、変じゃないか?

「猫のエサ」って本来、人間が食べる物じゃないじゃん!

「生食」することをオレが始めたのは、

非常事態に陥ったとき、料理をせずに食べられるかどうかを

確認するためなんだよ!

(最近忘れかけてるけど)

 

つまり、家畜のエサが食べられるかどうか っていうのと「生食」は

根本的なところで何かが違っているのではないか!?

 

つまり、これは「生食」ではないんだよ!

「生食」する必要もないんだ。

 

生食しなくてもいいよね?

いいよね?

 

 

いいって言って。 お願い。

 

 

 

        いいよね?

 

 

 

 

 

でも、せっかく買った物を食べずに捨てるのはもったいないです。

 

とりあえず、食べてみましょう!(←マジかよ・・・?

 

 

 

缶を開けてみます。

ぷ〜〜〜ん。

ほぅ。 ツナ缶のような匂いがします。

 

このネコのえさ、「厳選まぐろ味」って設定になっているし、

きっとツナ缶と同じ味だよ!

 

と、自分に言い聞かせ、食べてみました!

 

 

 ・

 ・

 ・

 ・

味が無い!

 

それに、気分的にイヤでしっかり味わえません。

しかし、これは『生食』じゃないんだから調理するのは問題ないでしょう!

調理をすれば食べられるかもしれません。

 

 

っていう訳でお兄のチャレンジクッキング GO!

 

 

 

まず、味がありませんでした。

塩・こしょうで味をつけましょう!

 

食べてみます。

 ・

 ・

 ・

ふむ、これで普通のツナ缶と同じような味になりました。

 

 

でも、何かが足りない気がします。

本当のツナ缶でもそのまま食べるのって、あんまりおいしくないじゃないですか。

 

 

 

 

そういう訳で、もう少し手間をかけてみましょう!

冷蔵庫の中に玉ねぎが半分残っていました。

 

おぉ、コレを使ってみましょう!

玉ねぎを粗くみじん切りにして熱を通し、モンプチにまぜます。

 

なんとなく気が向いたから「しょう油」も隠し味として1滴くわえてみます。

 

 

ふむ、なんとなくいい感じになってきました!

 

さっきは缶詰のままだったから食欲がわきませんでした。

しっかりと盛り付けをすれば食べる気になるかもしれません。

格好よくガラスの器に盛り付けてみます。

 

 

 

それでは、味見をしてみましょう!

 ・

 ・

 ・

 

 ・

ん〜・・・。

 

なんか、マイルドさに欠けているいる気がします。

 

おぉ、そうだ!

ホワイトソースをかければマイルドになるはずです!

 

 

よし!

ホワイトソースを作るべし!

 ・

 ・

 ・

 ・

15分後。

ホワイトソース完成!

これを上からかけます。

 

 

さらに見た目をUPさせるため、「バジル」と「オレガノ」を細かく刻み

ホワイトソースに振りかけてみました。

 

 

 

 

 

よし、完成!

  ↓

 

 

 

おぉ!

意外と食えるのかもしれません。

ちょっとだけモンプチが「食べ物」っぽくなりました。

 

 

 

しかし、どんなにがんばっても元はアレだと思うと

どうしても口をつける気になれません。

アレ

食べたくないんだよ!

家畜のエサなんて!

 

ふざけるな!

オレは人間様だぞ!

 

 

 

 

 

そうだ!

誰かに食べてもらいましょう。

 

ネコの餌だって言わなければ食べてくれるかもしれません。

 

 

よし、友人を呼ぶべし。

 

 

(電話)ぷるるるるる〜♪

お兄 「もしもし、明日の実験の概算終わった? ちょっと今からやろう!」

 

 

そう言って、友人に来てもらいました。

 

うっし、作戦通りだ!

とりあえず明日の実験の予習をします。

そして、予習終了後。

彼にビールを勧めます。

 

お兄 「お疲れ。  なぁ、ビール飲むか?」

 

そう言って、バドワイザーを彼の目の前に置きます。

すると、

友人 「お、サンキュー!」

 

迷わず彼はバドワイザーを飲み始めました。

うむ、これも作戦通り!

 

しかし、これからが重要です。

変な素振りを少しでも見せたら、たちまち疑われてしまうでしょう!

慎重に、かつ、何気なく彼に聞きます。

 

お兄 「なんか『つまみ』いるか?」

 

ココで欲しいと言ってくれ!

頼む、欲しいと言ってくれ!

 

友人 「『つまみ』があるの? 頂戴。」

 

どうやら、彼はまだ気付いていないようです。

「どうした、やけに優しいな? 企んでるだろ。」

と、いつ言われるかとビクビクしていましたが、

彼はまだ気が付いていません。

 

イケル!  絶対に、これはイケルぞ!

 

 

お兄 「ん、ちょっと待ってて。 夕飯のおかずの残りがあるから・・・」

 

上のように言って、

冷蔵庫を開け、例のアレをとりだします。

 

    ↑ アレ。

 

 

現物を見て、かなり口元がゆるんできました。

しかし、ここでうっかり笑うと彼に気付かれてしまいます。

唇を噛んで、必死で笑いをこらえましょう!

 

そして、例のアレを彼に差し出します。

 

 

友人 「サンキュー。」

 

 

 

 

しまった!

笑いをこらえるあまり、スプーンを出すのを忘れてしまいました。

急いでスプーンを彼に渡します。

 

 

 

彼はスプーンを手に取りました。

さぁ、食べるか?  食べるか?  食べるのか?!

 

 

 

よし、食べるぞ!  食べるぞ!  食べるぞぉー!

 

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

パクッ!

 

 

 

あああぁぁあ!

ついに彼がアレを口にしました。

 

 

噛んでます。 噛んでます。

そして、味わっています!

 

ネコの餌を!

味わっているのです!

 

 

 

お兄 「どう? ウマイ?」

友人 「うん。 うまいよ。」

 

 

こいつ、今なんて言ったのでしょうか?

「うまい。」    「うまい」ですって!

聞きましたか、奥さん!?

「うまい」って言いましたよ、彼!

 

 

 

お兄 「点数つけるとしたら何点?」

友人 「ん〜。 85点。」

 

やべぇ、15点が足りないぞ!

彼に気付かれたのかもしれないぞ!

 

 

お兄 「あと15点は?」

 

 

 ドキドキ

     ドキドキ

 

 

 

友人 「ん〜っと・・・・。」

 

 

 

 ドキドキ

     ドキドキ

 

 

 

 

友人 「量が足りない! もっと無いの?」

 

 

 

 

 

はははははっ!

この野郎!

ネコの餌が食べ足りないのだそうです!

 

もう、ダメです!

限界。

笑いをこらえているのは、もう限界です。

 

 

 

 

お兄 「ぎゃはははははははっ!」

 

友人 「どうした? 大丈夫か?」

 

 

 

お兄 「ははははっ  今、お前が食べてるのはな、、はははっ・・・。

お兄 「コレなんだよー!」

 

ネコの餌を「うまい」と言って食べた彼に

空き缶を見せてあげましょう!

 

 

 

 

   ジャーン!!

 

友人 「ぐぁああああ!」

 

 

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